穴場求人!加配保育士ってなんだろう?

穴場求人!「加配保育士」ってなんだろう?

「加配」、「加配保育士」という言葉を聞いたことはありますか?実は、保育士の養成学校などでもあまり聞く事がなく、就職してからその存在を知ったということも多いんです。

 

「加配」とは、配慮を加えること。

 

つまりは、通常の保育よりも、特別に配慮をしてあげる、という意味で、主に障がい児に対して行われる特殊な保育です。障がい児保育士と呼ばれることもあります。

 

加配保育士の求人や、障がい児保育士の求人は、そうと記載して募集されている場合は障がい児通園施設が出している募集であることがほとんどです。でも、実際には普通の保育園でも加配保育士・障がい児保育士の求人が潜在的に存在していることもあります。


加配保育士→障がい児に対して行われる保育をする保育士のこと

障がい児と聞くと、障がい者施設や、障がい児のための施設で養育が行われているというイメージがあるかもしれませんが、実際のところ保育の現場では、加配保育は通常の保育園で行われているケースも多いです。

 

障がい児通園施設では、「療育」として専門的に最初から子ども一人ひとりに対して配慮された保育をしているので、「加配」とはあまり言わないです。

 

近年、軽度の発達障害を持つ子どもがじわじわと増えてきて、健常児とともに保育園で過ごしています。

軽度と聞くとそこまで大変ではないのでは?と思われるかもしれませんが、幼児クラスのように1人の保育士が30名の子どもを保育し、クラス運営をしていると、軽度とはいえ発達障がい児に合わせていると全体の活動が滞ってしまうという事態になってしまうんです。

 

 

また、子どもによって違うのですが、発達障害を持っていて、「他害」するクセがあると、事故や怪我がひんぱんに起こってしてしまい、安全な活動が進めていけなくなります。

そのため、障がい児に原則1対1で関わる専門の保育士が必要になってきます。これが、「加配保育士」です。


本来は障害者手帳を持つ子どもにあてがわれるけれど・・・

 

保育園での加配を行うには、原則的には、「対象の子どもが、障がい者手帳を保有していること」が必要です。

 

手帳を有する子どもを保育園に入園させる際に、保護者が自治体に申請し、自治体が保育園に対して「この子に加配をつけてください」と指示がされるという感じです。(公立の保育園の場合)

 

 

ですが、実際には手帳なんて持っていない子どもに対して保育現場で加配が行われていたりします。
なぜかというと・・・

保護者が障がいを認めたがらない、発達相談に連れて行かない

身体障害のように、比較的生まれてすぐに外見的にわかる障がいではないような発達障害は、保護者がその事実を認めたくなくて、発達相談に行かなかったりしているケースが本当に多いのです。当然そのような場合には障がい者手帳なども持っていないので、申請して加配をつけるということもありません。

 

ですが、現場の保育士はたくさんの子どもを見てきていますので、見れば「あ、何かしら(軽度の障がいが)あるな」というのは、ぶっちゃけすぐにわかります。たとえ入園時にわからなくとも、集団生活をしていくうちに担任保育士は他の子との違いに気づいていきます。

 

そして、その子だけ活動に遅れてしまって、活動のねらいをいちじるしく達成できない、そしてクラスの集団保育が成り立たない場合などには、保育園側の判断で加配目的の補助保育士をつける場合があるんです。


加配で「障がい児が自分なりに達成できるように」導く

一例として、発達障害のひとつ「自閉症」の子どものケースをあげてみましょう

 

年少クラス、中度の自閉症児A君のケース

A君は、内向的で大人しい印象の男の子。年少クラスに進級した頃に、中程度の自閉症であることがわかりました。同じ年頃の子ども達ができるような、担任の「あれをして、これをやってから、ここに座って待っている」といった指示を理解する事が出来ず、ボーっと立ったまま活動が進みません。

 

担任は他の子ども達の活動や生活をリードしていかなくてはならないので、A君ひとりにペースに合わせてあげることは難しく、母親からの依頼もあって、加配保育士がつくことになりました。

 

加配保育士は、A君にいつも寄り添い、生活の流れをかいたボードを見せながら、「これをしたら、次はこれだね」と、A君と一緒に見て確認をしながら、子どものペースに寄り添っていきました。

 

自閉症の特徴として、「目で見た情報なら、頭の中で整理しやすい」という傾向があります。
耳で聞いただけではうまく頭の中で流れを処理できなくても、絵で示してあるボードなら、次に何をするのかがA君には理解しやすかったようです。

また、自閉症の特徴として、「他の人とのコミュニケーションが難しい」という部分があります。

 

年少クラスのほかの子ども達は、ある程度「仲良しの集まり」が見えてきて、一緒に鬼ごっこをしたり、おままごとをしたりという係わり合いが出来てくる年頃です。でも自閉症児のA君にはそれはまだ難しく、自分から他の子に声をかけることはありません。

 

他の子もなにせ3歳ですから、うまくコミニュケーションを返せないA君とは「お気に入りのお友達」にはなれるほど係わり合いが器用でも上手ではありません。

 

それで、いつも一人でA君なりの世界観で外遊びを一人でしていました。

そこで加配保育士は無理にA君を他の子の中に入れるのではなく、A君と常に一緒に行動し丁寧に寄り添いました。

 

A君が芋虫に興味を示してずーっと見つめていたら、一緒になってずーっと芋虫を見つめて、会話をしたり、A君が見るもの感じるものを、一緒に見て、感じたんです。

 

すると、加配を開始して3ヶ月経つ頃には、ほとんど言葉を話さなかったA君が「せんせい、せんせい」と大人を呼び、加配の先生を求めるようになりました。

 

 

健常児に比べると、牛の歩みのような自閉症児の発達です。ですが、丁寧な加配によって、家庭以外でのA君の世界は、やっと「一人」から「加配保育士と自分の、二人」に広がりました。

大きな達成感とやりがいがある加配保育士の求人!

本来なら、市から「加配をつけて」という指示があってからあてがわれる加配保育士ですが、ここまで書いたように

 

親が認めたがらないために手帳を有していない「暫定」発達障がい児

保育園側が「通常保育ではその子の保育が不足している」と判断したとき

 

などに、フリーの保育士が「加配業務」にあたることが多いのが現状です。今後、保育の現場では、今まで全く知識も経験もなくても、加配業務をやるように園長や主任保育士から指示を受ける可能性が増えてくるでしょう。

 

施設がフリーの保育士を一人雇いたい、その理由は「現状で一部クラスがうまく活動がスムーズに進んでいないから、特定の子どもの補助を手厚くして欲しい」といったような、事実上の加配目的で人手を増やしたいという場合も、わりとあります。

そういったときに、加配を経験している、もしくは加配前提で保育士として働きたいという姿勢のある保育士さんは、歓迎されます。もしも経験がなくても、「障がい児保育を拒まない」という心構えがあればそれだけで歓迎されます。

 

なぜかというと、加配というのは、子どもの障がいや個性、ひとりひとり違うものにその都度勉強をして知識をつけて日々試行錯誤しながら対応していくので、予備知識の有無以上に「障がいとその子の特性を学んでいこう」とう姿勢が大事なんです。

 

※モチロン、「自閉症は視覚情報のほうが伝わりやすい」「多動の子どもは外部刺激に弱く、すぐにつられたり興奮してしまう」など、障がいに共通した知識をあらかじめ持っていたほうが、楽ですね♪

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