保育士が気をつけなくてはならない「他害」ってなんだろう?

保育士が気をつけなくてはならない「他害」ってなんだろう?

保育士として子どもを預かり、保育をするうえで、「他害(たがい)」についてはしっかりとわかっておく必要があります。

 

他害(たがい)とは、子どもが他の子どもを害してしまうこと。


具体的には、叩いてしまう、噛み付いてしまう、押し倒してしまうなど「怪我につながる行動」のことです。

 

 

保育園での生活で、子どもは実際よく怪我をします。

 

転んだり、擦りむいたり・・・ですが、自分でやってしまうケガに次いで多いのが、「他の園児からの他害によるケガ・事故」です。

保育園に寄せられるクレームの大多数を占める「他害」

乳児くらいでは、「噛み付き」がダントツで多く、続いて、「引っかき」「ドンと押す」など・・・幼児クラスになると、顔面に右ストレートパンチ!ということもあります(汗

 

子どもが自分で転んだというようなことなら、大抵の保護者は「子どもなら日常的に起こりうることだし」と特に問題にはならないのですが、他の子にやられたケガとなると心証もかなり悪いです。乳児の噛み付きなどは、言葉が出てくるまでの期間に比較的起こりやすい事故です。伝えたくても、まだ喋って伝えられない、そのイライラが噛み付きという行動に出てしまうんですよね。

だから、保育士が他害につながらないように、ぱくっ!っとする予兆を見逃さず、手を伸ばして防いだりして噛み付き事故が起こらないようにはします・・・が、他害事故を0にすることはまず不可能なんですよね…。

 

だからといって、あきらめちゃダメです!少しでも少なくできるよう、いつも意識していきましょうね!

 


事故が起こってしまった場合、保護者のお迎え時には怪我をしてしまったということをキチンと伝えなければなりません。そのときの対応、伝え方によっては、大クレームになってしまいます。


まずは誠心誠意の謝罪、そしてケガが軽くなるように処置をする

保育園での活動の中で起こった怪我なので、全責任は子どもではなく保育士にあります。なので、保護者にはキチンとした謝罪をしましょう。

 

稀に、「噛み付いてしまった子どものせいにする(イライラしていたみたいで・・・と言ったり)」「噛み付かれた子どものせいにする(加害側の子にしつこくした、など)」と、言い訳のような謝罪をする保育士がいますが、これはより一層やってはいけないです。

 

なにはともあれ、保育下で起こった事を子どものせいにしてはいけませんね。痛々しいケガのあとを見るだけで心が締め付けられるような気分になってしまう保護者を、一層怒りモードに変えてしまいます。

 

また、ケガをした場合には出来るだけの応急処置をして、軽く済むように対処をします。事例として多いのでここでは「噛み付き」の対処を紹介します。

 

噛みつきキズの痕を薄くして痛みを減らす方法

 

噛み付かれ歯型のついてしまった場所に冷やしタオルを押し当てて、少し強めにぐりぐりと揉むようにします。

 

うっ血した部分を散らすように冷やしながら圧迫していきましょう

 

早めにこの処置をすることで、ついてしまった歯型や紫のあざをだいぶ軽減することが出来ます。

噛まれてすぐの部分をぐ〜っともまれるので、子どもは少し泣きます!

 

でも最終的には、噛まれた圧での青あざが消えたり薄くなるということは、痛みが長引くのを防いでいるということなので、積極的に処置してあげてくださいね。

 

傷が熱を持った状態でなくなったら、やめてもいいですよ。青あざ、紫あざがまだあれば、もう少し続けてもいいと思います。

 


そしてこれは、保護者のためにもなるんです。

 

「他の子に噛まれてしまった」と報告を受けて、わが子を見ると、真っ黒に歯型のあざがついていたら、あまりにも痛々しいですよね。

 

でも、報告を受けて、ほぼあざがなくなっていれば「ああ、このくらいだったら良かったわ」と親の気持ちもかなり救われますし、クレームにもほぼならないで済みます。

 

 

ほとんど消えたようなケガでも、しっかり報告してくれるのね、と保護者からも信用されることにもつながります。

 

加害側の子の保護者も、自分の子が他の子を噛んでしまったと知ったとき、その子に真っ黒なあざが残っていたら、いたたまれない気持ちで一杯になってしまいます。怪我を早めに処置して、少しでも軽く済むようにしてあげることは、他害を受けた子とその親だけでなく、加害をしてしまった子とその親の気持ちも救ってくれるんです。

保育士として集団保育をする上で、他害は避けては通れない問題です…。

 

ですが、対応次第では、より保護者と保育士の関係を強くしてくれます。上手に対応していけるように頑張ってくださいね!

 


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