人間関係で保育士辞めたくない!長く続けられる職場の条件

人間関係で保育士辞めたくない!長く続けられる職場の条件

女性が多い職場なので、人間関係が難しいといわれることが多い、保育園。そして保育士という職業。事実、周りの人の話を聞いても、

 

「休憩室で、公然と陰口を言われる日々でツライ・・・」

「書き物のやり直しばかり命じられて、遅くなるまで家に帰れない・・・」

「陰湿な嫌がらせをされて、辞めたくないけれど続けていく自信がない・・・」

 

実際に働く前には「それってホントなの?」と思いたくなるような都市伝説級の「人間関係の難しさ」、働いてみると、「ああ、こういうことか」と、ちょっとわかるようになってくると思います。

 

 

すべての保育士の職場がそうとはもちろん言いませんが、そういう職場が存在しているのは、紛れもない事実なんです。

 


保育士が長く働けない職場とは?

就職や転職のときに耳にする「離職率」という言葉があります。

 

離職率とは?

企業で使われる場合の「離職率」とは、
「この1年間に退社した社員の、期初における在籍社員に対する割合」とする事が多いです。

 

「新卒で入社した人が3年以内に退職する割合」

 

または

 

「中途入社の人が1年以内に辞める割合」

 

といった場合にも使われています。

 

※使用目的によって、数字の「分母」と「分子」を変えていると覚えて置いてください。

 

定着率が低く離職率が高い、つまりは新しく入ってきた保育士が、すぐに辞めてしまう職場とは、どんな職場なのでしょうか?

 

職員同士の人間関係が悪い、いじめがある

 

これは、保育園の園長や、人事を担当する職員が、昨今一番頭を悩ませている問題です。

 

このあとに書く『忙しすぎる、負担が大きすぎる』という環境だと、職員が日々ストレスを感じながら職場で過ごしていることになりますそうなると、

 

他の保育士のちょっとしたミス、
気遣いの無さ、荒さが

 

こういった、ちょっとしたものに目に付き、関係性が少しずつ悪化していきます。これが進んでいくと、陰口や嫌がらせが横行し、職場の雰囲気はどんどん悪くなっていき、いつしかそれを正そうと声を上げる人もいなくなっていきます。

 

 

どうして、『いじめ』や『円滑でない人間関係を正そう』という人がいなくなるのか?

 

日々、膨大な仕事をやっとこなし、ストレスを感じている保育士さんは、もう自分のことに手一杯で、自分を守ることに必死になってしまいます。

 

何かを変えようというのは、とてもエネルギーがいることです。

 

自分に余裕がないと、そもそも他者にまで目が向きません。

 

もし気づいたとしても、陰口やいじめをする人に声を上げれば、矛先が自分に向く可能性を、誰でも考えてしまうでしょう。

 

これは人間の集団心理のひとつで、雰囲気の悪い状況に長くさらされたり、萎縮したりしている環境では、どうしても起こってしまうものなんです。

 

 

黙っていたら悪だとか、小学校の学級委員会のようには、行かなくなってきます。何も言い出さずにその場に流されているほうが楽だと考えてしまうからです。

 

楽…というより、皆大人ですから、自分だけでも仕事を失いたくないという気持ちも強いんですよね。

 

 

風通しが悪い職場は、当たり前ですが離職率は高くなります。
保育士は、数ある職種の中でも、精神疾患や適応障害などの『こころの病』に悩まされる従事者が多いとも言われています。

 

職場の環境で、自分の健康を損なうなんて、溜まったもんじゃありませんよね。こういった、雰囲気と風通しの悪い職場も、保育士が長く働けない職場といえます。

 

一人に対する仕事量が適切ではなく、残業が常態化している

保育士の業務は、もともと膨大です。子どもと関わる「保育」の部分は、どうやっても時間短縮したり効率を図れるものではないので、まず担任であれば、ここで一日の業務時間の大半を割きますね。

 

更に、

 

会議の書類、
クラス便り、
保護者へのお願いやお知らせのお手紙など

 

これらの書類作成をします。

 

そして、大きな行事が迫っていれば、それに向けて準備が必要です。

 

特別なことが無くたって、消耗品の準備(雑巾縫い、低学年クラスのトイレ紙たたみなど・・・)などで、何かしら手を動かし続けています。

 

それに加えて、フリー保育士がいなかったり、いてもやっぱり人手が足りていない状態・・・延長保育士がいなくて、担任保育士だけが回り番で対応している保育園・・・そんな職場では、通常の勤務時間ではとてもやるべき作業が追いつきません。

 

熱心な先生は、職場に残ってお仕事をしたり、早く出勤してお仕事をしたり、家に作業を持ち帰ったりしてこなそうとします。

 

(更に…働く人材に優しくない職場では、早く出勤したり残って作業をしている職員を、「頭数」にいれて追加で作業を命じたりします。)

 

担任のみでクラス運営をしようと思うと、一人が行う仕事が多すぎて、負担が大きくなります。

 

こうなると、長く働ける職場とはいえませんね。

 

妊娠、出産に理解がない。マタニティハラスメントがある職場


男女雇用均等法が出来てもなお、保育士は女性が圧倒的に多い職業です。

 

そして学校を卒業し、働き出した社会人が、順当に行けば次に迎えるライフスタイルは「結婚」「妊娠、出産」です。

 

働き出して20代〜30代頃になると、保育士も結婚したり、女性なら妊娠・出産という人生のステージへ進むことが多くなります。子どもを育んでいる保育園、保育士という職場・職種ですから、働く妊婦に対して、理解がありそうだと考えたくなるのですが…

 

実はここに大きな落とし穴があります。

 

人手が足りない保育園だと、配慮がしてもらえないことが多い

妊娠すれば、多くの妊婦さんはつわりをはじめとした体調不良や、急なトラブルが付きまといます。

 

母子手帳の後ろのほうにある、「母性健康管理指導事項連絡カード」を利用して、本来ならば体調に合わせて軽微な作業への転換など、配慮などが受けられるのですが…

 

「そんなもの知らない」と園長に一蹴され、全く配慮を受けられなかったというケースもあります。

例えば、寒い冬に、屋外での作業などを他の職員に代わってもらえない
つわりがひどいのに、給食配膳業務から外してもらえない

などなど。

 

身体的にも精神的にも苦しい状況に追い込まれると、切迫流産や切迫早産に至ってしまうこともあります。

マタニティハラスメントを受ける保育士も多い

本来、働く女性は、等しく「産休(産前産後休業)」を取得することが出来ます。

 

産休(産前産後休業)とは??

 

産前休業

休業出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から、請求すれば取得できます。

 

産後休業

出産の翌日から8週間は、就業できません。産後6週間を過ぎた後、本人が請求し、医師が認めた場合は就業できます。

 

また、一定の条件を満たしていれば、育休(育児休業)も取得することが可能です。

育休(育児休業)とは??

 

1歳に満たない子どもを養育する男女労働者は、会社に申し出ることにより、子どもが1歳になるまでの間で希望する期間、育児のために休業できるという制度です。

 

上記のように、本来は

 

産休は「誰でも使える」
育休は「条件を満たしていれば、申請すれば使える」

 

 

はずなのですが、使うことを阻む職場、上司がいるのも事実です。

ケース1:フルタイムパート、Aさん(28歳)の場合

 

結婚して地元を離れた後、公立保育園でフルタイムパートで勤務。働き始めて、1年半後に妊娠が発覚しました。

 

園長に報告をして、「パートですが、産休は取れますよね?」と聞いたところ、

 

「規定はありますが今までパートで取った人はいません」
「みんなその前に退職しています」

 

と言い切られてしまいました。

 

更に寒い屋外での活動への配慮が無かったり、餅つき大会の石臼の準備をしたり・・・風邪を引いてしまって、つわりも相まって体調が悪いときも、早退をさせてもらえ無かったりということが、妊娠報告後2週間続きました。

 

ストレスもあり、ついに出血→切迫流産になり、休職(2週間)の診断が出てしまいました。

 

切迫流産による休職に入る際も、

 

「安静が必要なので、自宅から2キロ以上離れている職場に出向けないので、診断書を郵送させて欲しい」というAさんの申し出は却下され、直接Aさんが職場まで持ってくるようにと指示されました。

 

2週間の自宅安静の中で再び出血し、医師から、再度2週間の休職延長の指示が出て、それを電話で園長に報告すると

 

「急に延長だなんて言われても困る!」
「切迫流産の兆候くらい、自分でわからないの!?」

 

恫喝されてしまいました。

 

結局、Aさんはこの職場で、この休職から復帰したとしても、産休も育休も取得できそうにないのに、働く意味を見出せなくなってしまい、退職することになりました。

 

 

子どもが好きだから、保育士になろうと思い、働いている保育士がほとんどだと思います。

 

そして、ついに自分の子どもを授かったのに、安心して働き続けられない・・・

 

 

または、そんなツライ状況の妊婦保育士を見て、

 

「今この忙しい時期に妊娠したら、自分も影で何を言われるかわからない・・・」
「十分にサポートを受けられそうにない・・・」

 

と不安に感じてしまう状況だったら?

 

 

女性が多い職業なのに、その職場が女性に配慮が足りなければ、当然長く働くのは難しくなってしまいます。


保育士を辞めたくないなら、人間関係の良い職場を探そう

一人の保育士が、職場そのもののの環境をがらりと変えるのは至難の業です。

 

となれば、長く保育士として働きたい、働き始めた後で辞めたくないのなら、好条件の保育士求人を探すことが得策です。

 

 

人間関係が悪い、空気の悪い職場ばかりではありません。
マタハラが横行している職場ばかりではありません。

 

ですが、ハローワークの求人情報だけでは、文字だけでは正直そこがどんな職場なのかわからないですよね。

 

だからそこで、保育士専門の求人サービスと、コーディネーターのサポートを利用するんです!

コーディネーターさんは、それぞれの職場に赴いて、実際に職場の雰囲気を肌で感じてていることもあるんです(各事業者により少しずつ異なりますが)

 

離職率が低い、育休取得実績や子育てをしながら働いているママ保育士さんがいるかどうか…

 

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